女騎士、経理になる。
来たる11月22日(金)、 『女騎士、経理になる。』コミックス第⑥巻が発売されます! デンシバーズで連載した原稿に加えて、以下の内容を収録! ・恒例の「女騎士でも屈しない会計講座 (第24~27回)」 ・勇者編「予定納税と伝説の盾アイギス」 特典情報は以下の…
来たる11月24日(金)、 『女騎士、経理になる。』コミックス第⑥巻が発売されます! デンシバーズで連載した原稿に加えて、以下の内容を収録! ・恒例の「女騎士でも屈しない会計講座 (第24~27回)」 ・勇者編「予定納税と伝説の盾アイギス」 特典情報は以下の…
本日6月24日(土)、 『女騎士、経理になる。』コミックス第⑤巻が発売されました! デンシバーズで連載した原稿に加えて、以下の内容を収録! ・恒例の「女騎士でも屈しない会計講座 (第20~23回)」 ・勇者編「ハイパーインフレ」 ・巻末おまけマンガ全3ページ…
こんにちは、『女騎士、経理になる。』原作者のRootportです。 ExcelとPowerPointがあれば、だいたい何でもできると思っています。上記のバナーもパワポで自作しました。 ところで最近、こんなTogetterが話題になっていました。 togetter.com おいw封神演義…
コミックス『女騎士、経理になる。』第3巻、 ノベルス『女騎士、経理になる。』第2巻、 2016年10月24日(火)、同時発売です! 発売にともない、一部書店さまでは購入特典がもらえるフェアを実施! さらにトークイベント&サイン会も開催します! ※なお、最新…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回:第9話────────── 司祭補「あなたはお金に厳しい人だと聞いております。目の前のテーブルに10万Gが出しっぱなしであれば、不用心だと思うでしょう」黒麦屋「ええ、まあ…。そうでしょうな」司祭補「だから安全のために自…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 白麦屋「とはいえティコぼうを見送る客が集まって、店は上へ下への大騒ぎでした。とりあえず、私はやつを応接間に通しました。やつは1万Gを持っていました。待たせて申し訳ない、どうかお返ししたいと言われた…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 顎ひげ老人「ささ、どうぞこちらへ。司祭補さまからお先に駒を動かしてください」司祭補「お言葉に甘えて…えいっ」スッ顎ひげ老人「ほう、そう来ますか…。では、こうです」スッ灰髪老人「それにしても、なぜ司祭補…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 質屋(先代)「それでも、大商店街をうろちょろしていたころのあの子を思うと、よくぞまあ出世したものだ…と感慨深いのです」司祭補「帝都で居候していたころのティコ博士をご存じなのですね?」質屋(先代)「…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 侍女「なんですか、あなたは!この方をどなたと心得ているのですか!?」防具屋「そう目くじらを立てないでくださいな。あたしは大商店街で防具屋を営んでいる者です。…さっきの黒麦屋との一部始終を聞いていたん…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── ▼帰路の馬車──。 ガタガタ…侍女「信じられません!あの学生、地動説に肩入れしているばかりか…司祭補さまの前で嘘をつくなんて!」司祭補「嘘を?」侍女「図書館で調べた資料には、ティコ博士が指輪をしていると…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 司祭補「やがて、その大学で教鞭を執るようになりましたが…。18歳のときに、帝都の大学に転学したようです」侍女「この街に来たのですね」司祭補「当時は、商家の屋敷に間借りして暮らしていたそうですわ。その…
魔国で囚われの身になった女騎士。オークから経理の知識を教わった彼女は、人間国の小さな銀行で働き始めるのだった──。 ────────── ▼最初から読む▼前回:第7話▼次回 ▽プロローグ▽第1話「フライド・コカトリス」▽第2話「ガバメント・オブリゲーション」▽…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回:第8話────────── 女騎士「船長のおかげで、友人たちに叱られずに済みそうなのだ。感謝している」朱眼船長「それはこっちのセリフだよ。あんたはあたしらにチャンスをくれたんだ」女騎士「生き延びるチャンスを?」朱眼…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── ▼黒鳥号、甲板──。女騎士「おーい、漁師さん!聞きたいことがあるのだーっ!」漁師 ナンダー?女騎士「レースは終わってないかー?真鱈岬には、まだ船は着いてないだろうなー?」漁師 オウヨー!衛兵長「おうよ?」女騎…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 老看守「まあ、よい。3番独房のお客さんに用事があるのじゃ。そこを通してもらえるか?」長身看守「はい!喜んで!」小太看守「どうぞ!」老看守「うむ、おつとめご苦労じゃ…」スタスタ長身看守「ふう、チビるかと…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 片耳ゴブリン「それなら、あっしも気づいたです!ボートがだいぶ南に流されたですね?」朱眼船長「余計なことを言うんじゃないよ」衛兵長「ど、どういうことだ?」剣衛兵「…ことだ?」槍衛兵「ま、まさか海のう…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── ▼黒鳥号、船室──。 ガチャッ女騎士「ここは上級船員の部屋のようだ…」盾衛兵「やはり、昨日まで誰かが生活していたような雰囲気ですね」女騎士「着替えや筆記用具もそのまま残っているのだ」盾衛兵「ですが、この…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── ▼西の大海・洋上──。太陽 ギラッ衛兵長「…み、水が…飲みたい…」元・剣衛兵「…たい…」元・槍衛兵「へへ…。俺たち、死ぬのかな…」元・盾衛兵「…ど、どうか…気を、確かに…」女騎士「…ううむ、みんなぐったりしている…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 朱眼船長「いいや、いくらあたしでもそこまで楽観的じゃないよ。奇跡でも起きない限り、それは無理だ。…あたしは、仲間たちが処刑されるとは限らないって言ってるのさ」女騎士「…ふむ?」朱眼船長「まずはあの…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 朱眼船長「不思議なもので、海の水は飲めば飲むほど、もっとノドが渇くんだ。そいつが最初に飲んだのは、スプーン1杯にも満たない量だった。けれど、それを飲めば次はコップ1杯の水が飲みたくなる。コップ1杯の…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── ピカッ…ゴロゴロ…銀鱗航海士「…船長!波風がさらに強くなってきました!」片耳ゴブリン「帆を張り続けるのは危険が危ないです~!」朱眼船長「…ふん。どうせ、このひどく揺れるボートのうえでは、きれいに剣を振る…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── ▼翌朝、西の大海・洋上──。 ピカッ…ゴロゴロ…銀鱗航海士「起きてください、朝食の時間です」女騎士「ん…む…まだ暗いではないか」朱眼船長「この天気のせいだよ。少しは眠れたかい?」女騎士「雨ざらしで眠るのは初…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 朱眼船長「いいかい、お前たち!1日の配給はパン半切れに塩漬けの肉かニシンを1枚。ジャム小さじ1杯と干しぶどう3粒だ。腹が減るだろうが、耐えてくれ」海賊たち「「「ァーィ」」」ションボリ…朱眼船長「水の配給は…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── ▼港町銀行、執務室──。 薪 パチッ パチッ黒エルフ カキカキ…ペラッ…カキカキ…黒エルフ「…ふう」 薪 パチッ パチッ黒エルフ「さてと、あと一息。メイドのチョコレートが恋しいわね」ズズッ黒エルフ カキカキ…ペラッ…カキカキ…黒エルフ「…」 — …
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── ▼羚羊号、士官室──。朱眼船長「先にボートに乗れと言ったはずだよ」女騎士「忘れものをするところだったのだ」 ガサガサ女騎士「…あった!」朱眼船長「それは?」女騎士「精霊教会の『暦表』だ。新大陸に運ぶよう…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── シーサーペント『海の藻屑と消えろぉ!』グォォォオオオ!!朱眼船長「…今だ!撃てぇーッ!!」ドンッ…ドンッ… ドンドンドンッ…!!シーサーペント『ぐわぁ!?な、生意気な…』ザブーン!!女騎士「やつが頭を水に沈めたのだ!」 — Rootpor…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 剣衛兵「だいいち、我々は食事中で──」衛兵長「いいや、かまわん。魔族どもの話にうんざりしていたところだ。…いったいどうした?」盾衛兵「えっと…り、りり、りく…り、り…」女騎士「落ち着け」盾衛兵「と、と…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 女騎士「特別損失について説明するには、損益計算書(PL)の読み方から解説する必要があるのだが…」朱眼船長「ちょうどいいじゃないか。ぜひあたしらに教えてくれよ」女騎士「海賊が会計に興味を持つとは、少し意…
──────────▼最初から読む▼前回▼次回────────── 朱眼船長「あんたらは客じゃない。仕事で船に乗ってるんだ。乗組員の1人として協力してもらわないと困る」衛兵長「お前らのような卑しい者に、なぜ手を貸さねばならん」朱眼船長「他の船をご覧よ。ときには士官…