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2014年に観たアニメ個人的まとめ

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 アニメと現実世界の壁が崩れようとしている。

 私の妄想の話ではない。聖地巡礼が当たり前になり、政府が「クールジャパン」を掲げる時代だ。アニメは市民権を得つつある。

 技術革新によりプレスコ作品をかんたんに制作できるようになり、さらに『みならいディーバ』は生アニメという新しいジャンルを開拓した。ニコニコ動画でコメントを書き込みながらアニメを見るのは、もはや特別なことではない。社会的にも、物理的にも、アニメと現実世界の壁は無くなろうとしている。

 個人的には、2014年は「アニメと現実の融合」を実感した年だった。

※今回の記事ではニコニコ動画の映像埋め込みを多用しています。スマホ等では正しく表示されない場合があるようです。

 

BRE@TH//LESS

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1.冬アニメ(前期からの継続作品)

 

凪のあすから ORIGINAL SOUNDTRACK 1

凪のあすから ORIGINAL SOUNDTRACK 1

 

凪のあすから

【監督:篠原俊哉/脚本:岡田麿里ほか/アニメ制作:P.A.WORKS
※大好き。何時間でも語れる。
※前期のどろどろした人間関係がクライマックスの感動に繋がっていく。
※岡田脚本の作品のなかでもピカイチに面白いのではないか。
P.A.WORKSの生み出す映像美からも目が離せない。

 

 

 

 『キルラキル』

【監督:今石洋之/脚本:中島かずき/アニメ制作:TRIGGER】
※アニメは動きだ!
※ぶっ飛んだ世界観なのに、映像の説得力がすごい。絵の力でねじ伏せられる感じ。
※澤野弘之さんの仰々しいBGMもいい感じ。

 

 

 

ゴールデンタイム(1) (電撃コミックス)
 

 『ゴールデンタイム』

【監督:今千秋/脚本:志茂文彦ほか/アニメ制作:J.C.STAFF
竹宮ゆゆこ原作、好き。
今千秋監督作品、好き。
志茂文彦脚本作品、好き。
※結論、好き。

 

 

 

東京レイヴンズ

【監督:金崎貴臣/脚本:倉田英之ほか/アニメ制作:エイトビット
※アニメ化を待ち望んでいた作品。
※正直なところ、待たされすぎた感は否めない。
※20話からが本番。クライマックスは最高に燃えた。
※萌えじゃなくて、燃え。

 

 

 

 『サムライフラメンコ

【監督:大森貴弘/脚本:倉田英之/アニメ制作:マングローブ
※ヒーローとは何か?
※サブカルくそ野郎が大喜びする批評的な作品。
※俺も大喜び。超面白かった。
※前期の「ゴリラ回」で切った人は本当に損していると思います。

 

 

 

2.冬アニメ(新規作品)

 

 

『のうりん』

【監督:大沼心/脚本:横手美智子・高山カツヒコ/アニメ制作:SILVER LINK.
※原作ファン納得の映像化。
※アニメから入った人からも高評価で嬉しい。
※原作の悪ふざけをここまできちんと再現してくれるとは思っていなかった。
※意外とまじめ(?)なテーマのお話だったりする。

 

 

 

桜Trick 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

桜Trick 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

 

 『桜Trick

【監督:石倉賢一/脚本:武田浩介ほか/アニメ制作:スタジオディーン
のんのんびよりの難民キャンプだと思った?
※残念、ガチレズでした!
※あざとい萌えやエロさに目が行きがちだけど、思い切って抽象化した演出がすごくカッコよかったりする。

 

 

 

 

『Wake Up, Girls!』

【監督:山本寛/脚本:待田堂子/アニメ制作:Ordet×タツノコプロ
※あれ、今年の作品だったっけ…?
※なんかもっと昔からやっているような気がする。

 

 

生徒会役員共(1)

生徒会役員共(1)

 

 『生徒会役員共※』

【監督:金澤洪充/脚本:金澤洪充ほか/アニメ制作:GoHands
※ひどい(褒め言葉

 

 

 

最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。

【監督:畑博之/脚本:倉田英之/アニメ制作:project No.9】
※すごくひどい(褒め言葉

 

 

 

世界征服?謀略のズヴィズダー?: 1 (REXコミックス)

世界征服?謀略のズヴィズダー?: 1 (REXコミックス)

 

 『世界征服 謀略のズヴィズダー』

【監督:岡村天斎/脚本:星空めておほか/アニメ制作:A-1 Pictures
※また立川かよ!というツッコミ待ったなし。
※冬アニメのなかでは一番好きだったかも。
※こういう衒学的な(?)やつは好き。

 

 

 

 

そにアニ

【監督:川村賢一/脚本:黒田洋介/アニメ制作:WHITE FOX
※冬アニメのダークホース。丁寧な作りでとても楽しい。
※難民の受け入れ先。
※脚本では毎回新しい実験(?)をしていて、見ていて飽きなかった。

 

 

 

うーさーのその日暮らし

うーさーのその日暮らし

 

 『うーさーのその日暮らし 覚醒編』

【監督:セトウケンジ/脚本:宇佐義大・中村能子/アニメ制作:ライデンフィルム】
※短編アニメ枠その1
※週刊宮野劇場

 

 

 

てさぐれ! 部活もの公式ファンブック てさぐれ! 本もの

てさぐれ! 部活もの公式ファンブック てさぐれ! 本もの

 

 『てさぐれ!部活もの あんこーる』

【監督:石ダテ コー太郎/脚本:石舘光太郎・山口正武・高橋聡之/アニメ制作:ヤオヨロズ】
※短編アニメ枠その2
※最速の第二期決定。
※これはラジオのようなアニメなのか、アニメのようなラジオなのか……?
※どんちき♪┌( ^ω^)┘どんちき♪└(^ω^ )┐

 

 

 

 

となりの関くん

【監督:ムトウユージ/脚本:/アニメ制作:シンエイ動画
※短編アニメ枠その3
※エンディングが本編。

 

 

 

ウィッチクラフトワークス

【監督:水島努/脚本:水島努横手美智子、吉田玲子/アニメ制作:J.C.STAFF
※監督はじめ、ヒットメーカー集結。
※安定のおもしろさ。
※舌を噛みそうなほど早口なセリフ。内容濃密。

 

 

 

ウィザード・バリスターズ~弁護士セシル~』

【監督:梅津泰臣/脚本:伊藤美智子/アニメ制作:アームス】
※梅津監督にやりたいことやらせたらこうなった。
※弁護士なら法廷で戦えよ!は禁句。

 

 

 

 『中二病でも恋がしたい!戀』

【監督:石原立也/脚本:花田十輝/アニメ制作:京都アニメーション
※安定の京都アニメ。
※「ハーレムもの」ではなく「日常系」
※これについては長い記事を書いてしまった。

 

 

 

いなり、こんこん、恋いろは。

【監督:高橋亨/脚本:待田堂子ほか/アニメ制作:プロダクションアイムズ】
※また京都かよ!というツッコミ待ったなし。
※うか様は今期No.1ヒロイン。
※京都・伏見稲荷近辺に大量の等身大パネルが出現したらしい。
※アニメと現実の壁は崩れた。

 

 


3.春アニメ

 

 

『極黒のブリュンヒルデ

【監督:今泉賢一/脚本:北島行徳/アニメ制作:アームス】
※歌詞のないOPがめちゃくちゃカッコいい。
※シリアスなはずなのに爆笑させられてしまう。登場人物たちが真面目に行動するほど笑える。
※コメディとシリアスのバランスはかくあるべし。

 

 

 

ノーゲーム・ノーライフ 1 (MF文庫J)

ノーゲーム・ノーライフ 1 (MF文庫J)

 

 『ノーゲーム・ノーライフ

【監督:いしづかあつこ/脚本:花田十輝ほか/アニメ制作:マッドハウス
※笑って泣けるストーリー。
※個性豊かで忘れられない登場人物。
※抜きん出た映像美。
※最高に盛り上がる劇伴とテーマソング。
※今年いちばん面白かったアニメは『ノゲラ』で決まりだと思う。

 

 

 

蟲師(1)

蟲師(1)

 

蟲師 続章』

【監督:長濵博史/アニメ制作:アートランド
※ノゲラが総合点1位だとしたら、映像美での第1位はこちら。
※作画も音響もヤバすぎる。
※毎回、息を止めて画面を見入っていた。

 

 

 

 

ラブライブ!2期』

【監督:京極尚彦/脚本:花田十輝/アニメ制作:サンライズ
※ロボットアニメのサンライズから、ラブライブサンライズへ。
※スクフェスはアプリ売上ランキングの上位をずっとキープ。
※やっぱり怪物級のコンテンツだよなあ……。

 

 

 

 

ご注文はうさぎですか? 1 (芳文社コミックス)

ご注文はうさぎですか? 1 (芳文社コミックス)

 

ご注文はうさぎですか?

【監督:橋本裕之/脚本:ふでやすかずゆきほか/アニメ制作:WHITE FOX
まんがタイムきららの最終兵器。
※今まで積み重ねられてきた「美少女動物園」の技術の粋を極めた作品。
※何もかもが研究され尽くされている。
http://rootport.hateblo.jp/entry/20140514/1400077446
※キャッチコピーは「かわいさだけを、ブレンドしました」

 

 

 

 

一週間フレンズ。

【監督:岩崎太郎/脚本:菅正太郎・國澤真理子・清水恵/アニメ制作:ブレインズ・ベース】
※ひたすら甘酸っぱい気持ちになれるファンタジィ。
※ニコ動では毎回18分ごろにお話が大きく動くと話題に。
※シド・フィールド脚本術の「第2プロットポイント」に視聴者が気づいた瞬間である。

 

 

 

『selector infected WIXOSS

【監督:佐藤卓哉/脚本:岡田麿里・根元歳三・鴨志田一/アニメ制作:J.C.STAFF
※子供向けではないゲームの販促アニメとしては大成功の部類。
※アニメスタッフのメンツが本気すぎる。
※岡田センセがノリノリでどろどろしたお話を書いた結果、「本当に販促する気があるのか?」と話題に。

 

 

 

シドニアの騎士(1)

シドニアの騎士(1)

 

 『シドニアの騎士

【監督:静野孔文/脚本:村井さだゆき・山田哲弥・村越繁/アニメ制作:ポリゴン・ピクチュアズ】
※3DCGアニメはここまで来た。
※「ラブライブ!」の楽曲シーンや「アルペジオ」「楽園追放」等と比べると、キャラの動きにはまだ堅さが残る。
※一方、デカいものを動かしたときの迫力はヤバい。重量を感じる。
※斜め加速のシーンではリアルに「うおぉ!」と声が出た。

 

 

 

ブラック・ブレット 1 (初回限定版BD) [Blu-ray]

ブラック・ブレット 1 (初回限定版BD) [Blu-ray]

 

 『ブラックブレット』

【監督:小島正幸/脚本:浦畑達彦ほか/アニメ制作:キネマシトラス×オレンジ】
ロリコン向けの萌えアニメ……ではなかった。
※「萌え」より「燃え」の良作。
※知人のライターたちの間では「今のラノベ業界でよくこんな企画が通ったよな」と話題に。
※浦畑先生はベテラン脚本家のなかでもとくにラノベ原作に強い人だと思う。

 

 

 

TVアニメ「 ソウルイーターノット!  」 エンディングテーマ「 夕暮れハッピーゴー 」

TVアニメ「 ソウルイーターノット! 」 エンディングテーマ「 夕暮れハッピーゴー 」

 

 『ソウルイーター・ノット』

【監督:橋本昌和/脚本:橋本昌和・森江美咲/アニメ制作:ボンズ
ソウルイーターの世界観で美少女日常系。
※キャラは可愛いしお話は魅力的。
※『ごちうさ』と同時期だったのが不運か。こちらが親しみやすい市販のスポーツカーだったとしたら、向こうは1つの目的を追求したF1マシンだ。

 

 

 

 

 『エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~』

【監督:岩崎良明/脚本:浦畑達彦・高橋龍也・冨田頼子/アニメ制作:Studio五組】
※浦畑脚本&五組制作の「きんモザ」の組み合わせ。
※アニメ本編もさることながらニコ生も面白かった。

 

 

 

 

『キャプテンアース』

【監督:五十嵐卓哉/脚本:榎戸洋司/アニメ制作:ボンズ
※どこか郷愁を覚える作品。
※ロジカルロジカル~♪ 

 

 

 

 

ピンポン (1) (Big spirits comics special)

ピンポン (1) (Big spirits comics special)

 

『ピンポン』

【監督:湯浅政明/脚本:湯浅政明/アニメ制作:タツノコプロ
※なぜ今さらアニメに?という疑問を吹き飛ばす快作。
※毎回、ぞくぞくしながら見ていた。
タツノコプロの作る「動き」って本当に気持ちいい。

 

 

 

 

4.夏アニメ



 

ALDNOAH.ZERO (まんがタイムKRコミックス)

ALDNOAH.ZERO (まんがタイムKRコミックス)

 

『アルドノア・ゼロ』

【監督:あおきえい/脚本:高山カツヒコ・虚淵玄/アニメ制作:A-1 Pictures + TROYCA】
※ひさしぶりのあおきえい監督作品。やっぱり面白い!
※リアルロボットがスーパーロボットを倒すストーリー。ダビデとゴリアテにせよ一寸法師にせよ、「デカすぎる敵と機知を駆使して戦うお話」には時代を超えた楽しさがある。
※主人公は流行の俺TSUEEE系。一昔前の主人公のような苦悩やトラウマを乗り越える成長譚は、脇役に少しずつ割り振って群像劇にしている。
※「君がモテない理由を教えてあげましょう」みたいなバタくさいセリフ回しが超楽しい。

 

 

 

小説版 グラスリップ (1) (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)
 

 『グラスリップ』

【監督:西村純二/脚本:佐藤梨香・西村ジュンジ・安斎剛文/アニメ制作:P.A.WORKS
※お話というよりも空気感を楽しむアニメだと思う。
※音楽を流す感覚で、何か他のことをしているときに画面にずっと流していたい。

 

 

 

 

『東京喰種トーキョーグール』

【監督:森田修平/脚本:御笠ノ忠次/アニメ制作:studioぴえろ
※最近のアニメにしては極端に重たい設定&シリアスなお話。
※どう料理するのかな?と思ったら、ド直球なシリアス路線だった。
※トレッッッッッビァァァァァァァンッッ!!!

 

 

 

六畳間の侵略者!? (HJ文庫)

六畳間の侵略者!? (HJ文庫)

 

 『六畳間の侵略者!?

【監督:大沼心/脚本:ヤスカワショウゴ・伊神貴世・白根秀樹/アニメ制作:SILVER LINK.
※原作は2009年開始、全19巻の息の長い作品。
※大沼監督の作るこういうアニメはやっぱ抜群に面白い。

 

 

 

 『月刊少女野崎くん

【監督:山崎みつえ/脚本:中村能子/アニメ制作:動画工房】
※今年のコメディ枠でいちばん面白かった作品。ツッコミ不在でボケ倒す。野崎くんの23分間は、週に一度の気持ちよく笑える時間。一週間が待ち遠しかった。
※今では2期が待ち遠しい。
※「前野さんはいい編集だよ」「なんで?」「だって一貫してタヌキを出せって言うじゃん」「えっと、それが…?」「本当に仕事しづらい編集者は、タヌキを出せって言った翌週にはキツネのほうがいい、その翌週にはハクビシンのほうがいいって言うんだよ……」
※マンガ業界の闇は深い。

 

 

 

『人生相談テレビアニメーション「人生」』

【監督:川口敬一郎/脚本:荒川稔久玉井☆豪・大知慶一郎/アニメ制作:feel.】
※2話、3話と進むうちにじわじわ面白くなっていくタイプのアニメ。
※第7話「美声」では鼻水出るほど爆笑した。
※なんだこれ♪L( ^ω^ )┘なんだこれ♪└( ^ω^ )」

 

 

 

 

ハナヤマタ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

ハナヤマタ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

 

『ハナヤマタ』

【監督:いしづかあつこ/脚本:吉田玲子/アニメ制作:マッドハウス
※優しい世界。
※きんモザ難民やごちうさ難民の受け入れ先に。
※ただし、わずかにスポ根入っている。純粋な美少女日常系ではない。
※どちらかといえば「ラブライブ!」とかアイドルものに近い。

 

 

 

 

ペルソナ4 ザ・ゴールデン

ペルソナ4 ザ・ゴールデン

 

ペルソナ4 ザ・ゴールデン

【監督:田口智久/脚本:熊谷純・井上美緒・田沢大典/アニメ制作:A-1 Pictures
※懐かしいP4の世界が戻ってきた!
※主人公のパラメーターはカンスト済み。
※第1期を見た人専用。思い切ったことする。

 

 

 

 

「Free!-Eternal Summer-」公式ファンブック (ぽにきゃんBOOKS)

「Free!-Eternal Summer-」公式ファンブック (ぽにきゃんBOOKS)

 

Free!-Eternal Summer-』

【監督:内海紘子/脚本:横谷昌宏/アニメ制作:京都アニメーション
※第1期から引き続き水の表現がヤバい。
※当然、筋肉の表現もヤバい。
※丁寧な作りのストーリー。実写ドラマでもいけそう。
※最終話では思わず涙腺が緩んだ。よかった、本当によかった。。。

 

 

 

 

ヤマノススメ セカンドシーズン

【監督:山本祐介/脚本:ふでやすかずゆき/アニメ制作:エイトビット
※短編アニメ枠その1
※見ると山に登りたくなる。
※で、実際に登った。
※翌日は全身筋肉痛で動けなくなった。

 

 

 

 

ひめゴト: 1 (REXコミックス)

ひめゴト: 1 (REXコミックス)

 

『ひめゴト』

【監督:柳瀬雄之/脚本:兵頭一歩/アニメ制作:旭プロダクション】
※短編アニメ枠その2
※いろいろとひどい(褒め言葉

 

 

 

 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』

【監督:神保昌登/脚本:井上堅二水瀬葉月/アニメ制作:SILVER LINK.
※第1期から視聴継続。
※第1期以上に客層を狙い澄ましている。

 

 

 

『残響のテロル』

【監督:渡辺信一郎/脚本:矢野焦点・瀬古浩司・熊谷純/アニメ制作:MAPPA】
ノイタミナらしい作品。
※ダメな少女+イケメン2人という少女マンガみたいな設定。
※映画『太陽を盗んだ男』を見ておくと二倍楽しめる。

 

 

 

『ばらかもん』

【監督:橘正紀/脚本:ピエール杉浦/アニメ制作:キネマシトラス
※2014年の第1話オブ・ザ・イヤー。とにかく面白いので第一話だけでもみんなに見てもらいたい。
※今年いちばん面白かったアニメを「ノゲラ」とどちらにするか最後まで悩んだ。
※ヒューマンドラマ部門があるなら、『ばらかもん』が文句なしでいちばん。
※普段アニメを見ない人にも安心してオススメできる。

 

 

 『みならいディーバ』

【監督:/脚本:/アニメ制作:】
※生アニメ枠。
※こんなことができるようになったのも技術革新あってこそ。
※素直にすごい。

 

 

 

 

5.秋アニメ

 

 

寄生獣(1)

寄生獣(1)

 

寄生獣 セイの確率』

【監督:清水健一/脚本:米村正二・藤田伸三/アニメ制作:マッドハウス
※キャラデザ変更のせいで世間的な前評判は低かった。
※ところがふたを開けて見れば、原作を尊重した傑作。
※華麗な手のひら返しクルーーー!!!
※今のアニメ業界で「寄生獣」に参加するようなクリエイターは、みんな原作が好きなんじゃないのかな。常識的に考えて。
※これほど楽しいアニメになったのは、好きな人たちが好きなものを作った結果、かもしれない。

 

 

 

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』

【監督:三浦貴博/脚本:ufotable/アニメ制作:ufotable
※じつは前作のstay nightは未見。Fate/Zeroが私にとって初めてのFateだった。
※高校生のはずなのに、妙に芝居がかったセリフ回しのキャラがたくさん出てくる。往年のオタク文化を感じられて楽しい。

 

 

 

 

『selector spread WIXOSS

【監督:佐藤卓哉/脚本:岡田麿里・根元歳三・鴨志田一/アニメ制作:J.C.STAFF
※第1期から引き続き岡田センセ大暴れ。どこまでも泥沼化していく。
※カードゲームアニメかと思ったら濃密な百合アニメだっでござる。

 

 

 

蟲師 続章(後編)』

【監督:長濵博史/アニメ制作:アートランド
※相変わらず凄まじい映像美。
※寝る前に見るとよく眠れる。

 

 

 

『俺、ツインテールになります。』

【監督:神戸洋行/脚本:荒川稔久、和智正喜/アニメ制作:プロダクションアイムズ】
※メタいネタが山盛りのコメディ。
※ニコ動のコメントでツッコミ入れながら見るのが楽しい。

 

 

 

 

SHIROBAKO 第1巻 (初回生産限定版) [Blu-ray]

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『SHIROBAKO』

【監督:水島努/脚本:横手美智子・吉田玲子/アニメ制作:P.A.WORKS
※水島監督×P.A.WORKSという情報が出たのが8月。そのときから正座待機で楽しみにしていた。
※上がりきったハードルを軽々と越えていく面白さだった。
※去年の「サーバント・サービス」もそうだけど、「お仕事もの」のアニメには外れが少ないような気がする。

 

 

 

『甘城ブリリアントパーク』

【監督:武本康弘/脚本:志茂文彦ほか/アニメ制作:京都アニメーション
京アニの作品のなかでも、武本康弘監督の作品は女性キャラが妙にエロい。
※別にエロいことをしていなくても、日常的な動作がエロい。『氷菓』もそうだった。
※90年代のテレビドラマにありそうな「経営難の○○の再建」をするお話。
※最終話ではウルッときた。今年の京アニ作品には泣かされてばかりだ。。。

 

 

 

監視官 常守朱 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

監視官 常守朱 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

PSYCHO-PASS 2』

【監督:塩谷直義/脚本:冲方丁(シリーズ構成)・熊谷純/アニメ制作:タツノコプロ

※超楽しみにしていた。
※で、実際に楽しかった。時間のあるときに感想書く。
※わずか12話、劇場版の直前、第1期はキレイに終わっている……という制約のなかで、本当によくここまで面白くできたと思う。

 

 

 

 

6.劇場アニメ

 


「アニメミライ2014」
文化庁がカネを出している若手アニメーター育成プロジェクト
※2014年は『パロルのみらい島』『大きい1年生と小さな2年生』『黒の栖-クロノス-』『アルモニ』の4作品。
※とくに吉浦康裕監督の『アルモニ』は出色のおもしろさ。見ないと損。

 

 

 

    ◆

 

 

 

 テレビアニメ55本、劇場ではアンソロジーを1本見た。

 本音を言えば、劇場アニメで見たい作品は他にもたくさんあった。じつは『アナ雪』も『ベイマックス』も『楽園追放』もまだ見ていない。本当のオタクならどんなに忙しかろうと、睡眠時間を削ってでも見に行くだろう。そういうことができない以上、やはり私はオタクではない。ただ、趣味が少しだけインドアなだけだ。
 今年も自分がオタクではないことを確認できたので、そろそろ筆を置こう。
 年が変わる前にコミケの戦利品の整理を終わらせなければ。

 

 

 

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