超便利!ラタトゥイユを使い回す。
あまり知られていないことですが、この「デマこい!」はお料理ブログです。
でも、私はずぼらです。
できるだけ美味しいものは食べたい。
だけど、できるだけ台所に立つ時間は短くしたい。
そんな私はラタトゥイユをしばしば作って、トマトソース的に使い回しています。
▼ラタトゥイユの作り方
【材料】
トマト缶……1つ
トマト……1個
パプリカ……1個
ズッキーニ……1本
セロリ……1本
玉ねぎ……1玉
にんじん……1/4本
にんにく……1かけ
ローリエ……1枚
【調理法】
(1) にんにく、玉ねぎ、にんじんはみじん切りにする。セロリはごく薄い輪切りに、他の野菜は食べやすい大きさに切る。
(2) にんにくを炒める。
(3) 玉ねぎ、にんじんを炒める。
(4) 他の野菜を炒める。
(5) 火が通ったらトマト缶とローリエを入れ、ひたひたくらいまで水を足す。
(6) 煮詰めて塩コショウで味を調えたら完成。
※肉や魚を一切使いませんが、野菜をたくさん使うのでウマ味成分たっぷりです。
※パンをちぎって、汁を吸わせながら食べると美味しい。
ラタトゥイユの使い回し二日目。
スズキのトマトソーススパゲティ。
【作り方】
(1) スズキは一口大に切り、臭みを取るために白ワインをふって休ませる。その後、塩胡椒して軽く小麦粉をまぶす。
(2) たっぷりのオリーブオイルでニンニクと鷹の爪を炒める。
(3) スズキをムニエルにする。
(4) スズキに火が通ったらラタトゥイユをどーん!
(5) 軽く煮詰める。
(6) パスタと絡めて完成。
※写真では細麺を使っていますが、太めの麺のほうが美味しいと思います。
ラタトゥイユの使い回し三日目。
パングラタン。
【作り方】
(1) トーストしたパンを一口大に切り、耐熱皿に敷き詰める。
(2) 温めなおしたラタトゥイユをどーん。
(3) とろけるチーズをどっさり乗せる。
(4) 魚焼きグリルで焼き色を付けて完成。
※オーブンレンジを持っている人は、オーブンで加熱してください。
※パンの代わりに冷ごはんを敷いて、ドリアにしても美味しいかも。
ラタトゥイユ使い回し四日目。最終日です。
チリコンカルネ(chili con carne)を作りました。
【作り方】
(1) 牛または合い挽き肉を少量のオリーブオイルで炒める。
(2) 火が通ってきたらたっぷりの赤唐辛子とミックスビーンズを加える。
(3) ラタトゥイユをどーん。
(4) 軽く煮詰めて完成。
※チリコンカルネは代表的なアメリカ料理。「テックス・メックス」と呼ばれる、テキサスとメキシコの文化が混ざった料理です。
※壁ができたら、こういう文化交流も減ってしまうかも?
※ビールによく合います。
こんな感じで、ラタトゥイユは大量に作っておくと味を変えつつ使い回すことができて便利です。手を抜きたい、でも、味も諦めたくない……って人にオススメです。野菜不足になりがちな人は、ぜひお試しを。
※おまけ:チリコンカルネの翌朝、余った挽肉でハンバーガーを作りました。