あまり知られていないことですが、このブログ「デマこい!」はお料理ブログです。
しかし私は究極のずぼらです。
できるだけラクして、できるだけ美味しいものが食べたい。
できるだけ台所に立つ時間を減らして、放置プレイで料理を作りたい──。
つい最近、そんな無茶な願いを叶える魔法のお鍋があることを知りました。
バーミキュラの無水鍋です。
ルクルーゼなどと同じ、ホーロー鍋です。
バーミキュラは愛知ドビー株式会社という精密機械部品メーカーが作っています。もともと金属の精密加工が得意な会社なので、この鍋は気密性の高さが強み。また、肉厚な鉄からは遠赤外線が出るので、お芋や根菜をほっこり甘く煮ることができます。
もちろん国産。工場の職人さんたちが1つずつ手作りしているらしいです。
とりあえず、冷蔵庫の野菜室で干からびかけていたサツマイモを焼いてみました。
鍋の蓋を取ると、「えっ?」って驚くほど、糖分を含んだ液体がしみ出していました。お前、さっきまでミイラになりかけてたじゃん! どこにそんだけ水分を残してたんだよ!
バーミキュラの気密性の高さのおかげか、まったくパサパサになりません。
むしろ、ねっとりと濃厚な甘さの焼き芋になりました。これでもう、石焼き芋屋さんが通りがかかっても慌てて買いに行く必要はありません。『ドラえもん』のような昭和のマンガでは、「女子は焼き芋が大好きだけど、それを買うところをクラスメイトに見られたら死ぬほど恥ずかしい」という描写がしばしば登場します。そんなしずかちゃんに全力でバーミキュラをオススメしたい。
※冷蔵庫で余っていた食材たち。
※水分の多いものから順に重ねていって……
※ルーを入れて……
※カレーライスにします。
気密性の高いバーミキュラの鍋なら、一滴も水を加えずにカレーが作れます。野菜から出てきた水分だけで、たぷたぷのスープが取れるからです。そこに適当にルーを入れて完成。
遠赤外線効果でジャガイモとニンジンは信じられないほど甘くなって、スパイスの刺激と調和します。ちょっとこれ、お高いレストランでも食べられない味だぞ……。
難しいテクニックがなくても、料理の腕が低くても、お鍋が美味しくしてくれる。
バーミキュラはそんなお鍋です。
決して安い買い物ではなかったので、徹底的に使い倒していこうと思います。
※公式紹介動画