今週のお題は「冬の楽しみ」ですが、俺の場合はこたつでひたすら推敲することかなぁ。
さて今回は、投稿サイトの感想欄に書き込んだ内容から抜粋です。
小説を書くのは「自分のため」かも知れないけれど、自己満足ではダメだよね、というお話。
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「なぜ書くのか」という質問は、創作を志す人ならつねに胸に置いておいたほうがいいと思っています。とくに創作を始めたばかりの方は、自分の内面性を吐きだすだけで満足してしまっている場合が多い。それをちょっと褒められて増長する。そして、なぜ書くのかを見失っていきます。かつての私自身がそうでした。
いまの私は、やっぱり読者ありきだと思っています。読者に「自分の話を聞いてもらう」のが楽しいわけではありません。そんなの、飲み屋でやればいい。自分の話を「読者が楽しんでくれる」という点が大事だと思っています。創作は、書き手と読み手とのコミュニケーションです。人と会話をするときは「1喋って9聞け」なんて言いますよね。相手の言葉に耳を傾けることが、コミュニケーションの基本です。しかし小説の場合、読者は無言です。書き手から読者への一方通行な意思表示になる危険性と、常に隣り合わせだと思います。でも、それはコミュニケーションでは無い。作者‐読者間でのコミュニケーションを維持するためには、無言の読者へと想像力を働かせて、その反応に耳を傾けなければいけないと思います。
私には、才能もセンスもありません。だけどお話を作るのが、どうしようもなく好きです。自分の話で誰かが驚いたり、笑ったり、泣いたりしてくれればいいな――と、つねに憧れています。生まれ持った能力が無いのだから、せめて、お話作りに対する真摯な態度だけは、失ってはいけないと思っています。
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ついつい忘れかけてしまう心構えだから、ここに書き残しておきます。
と、言うわけで、MacBook Air 11インチ欲しい!ほんとに欲しいです。俗物根性丸出しです。どうかお願いします><